特別目的会社のSST、品川倉庫建物<9314>をTOBで完全子会社化

石材販売業、不動産事業の松島産業が100%出資する特別目的会社SST(東京都中央区)は、品川倉庫建物に対して、完全子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施することを決議した。品川倉庫建物はTOBに賛同の意見を表明しており、TOB成立後は上場廃止となる。品川倉庫建物は、不動産部門と倉庫運輸部門を主力としている。不動産賃貸事業では中核物件の老朽化、倉庫運輸部門では景気悪化の影響により抜本的改革を必要とし、上場コストの上昇、経営陣の高齢化等により、経営課題を解決するための資本業務提携先を探していた。石材販売業、不動産事業の松島産業は、建築石材部門、メモリーランド部門を主軸として事業を展開してきたが、不動産事業や運送業への進出を視野に入れ、買収を模索していた。松島産業は今回の子会社により、品川倉庫建物の経営陣を再構築するとともに、両社のノウハウを活かし、企業価値の向上を図る。TOBの買付価格は1株あたり185円。TOB公表前営業日である2009年3月31日の対象株式の終値180円に対して約2.8%のプレミアムを加えた。TOBの買付予定数は451万6000株(下限は451万6000株)で、買付額は8億3500万円。公開買付期間は2009年4月21日から5月22日まで。

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この記事を書いた人

東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後株式会社M&A Doを立ち上げ。工事業のM&Aを過去多数支援。

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