ソニーと三井倉庫ホールディングスは、ソニーグループの物流子会社のソニーサプライチェーンソリューション(SSCS-J、東京都品川区)の株式66%を三井倉庫ホールディングスが取得すると発表した。ソニーが日本、タイ、マレーシアの子会社で営む物流事業をSSCS-Jの傘下に集約したうえで、三井倉庫HDが株式を取得する。対象事業の直近売上高は278億円。三井倉庫HDは部品の調達から、製造・販売までのサプライチェーン全般を視野に入れた事業基盤を確立し、外販物流事業の拡大を目指す。ソニーは物流事業の効率化や品質の維持向上、コスト競争力の一層の強化を図る。取得価額は約180億円。取得予定は2015年4月。